もう一つの事業承継 −赤字・債務超過の企業は?−|メールマガジン|S.K.I.ビジネスパートナーズ

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■■■◆■ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 2017.05.01 
■◆■■ 2017年 メールマガジン
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◆■  もう一つの事業承継 −赤字・債務超過の企業は?−

◆    【第1回/全8回】     毎週月曜日配信

■──────────────────── S.K.I.ビジネスパートナーズ

 中小企業の事業継承に時間的問題が迫ってきました。

 中小企業の社長さんの平均年齢66歳は団塊の世代でもあり、多くの企業の
最重要課題になっています。

 本格的に動かなければならないタイミングです。

 しかし社長さんたちはなぜか動きません。

 「俺に死ねっていうのか!」「今じゃなくていいだろう!」
「倒れるまでやるぞ!」

 本音はこんなところでしょうか。しかしその時は必ずやってきます。

 事業承継は現社長の問題ですが、現実は引き継ぐ方の課題です。

 特に金融円滑化法依頼、約40万社がリスケジュール(金融機関への返済猶
予)をいまだにしている状態です。抜本的な改革を必要としているが、なか
なか手が付けられていません。

 そこに事業承継の課題まで待っています。大ピンチ!でしょうか?いや、私
には大チャンスに見えます。この承継を機会にして、生まれ変わることがで
きます。

 現実を見てみると、多くの中小企業が家業であり、多くが子供を中心とした
家族、親戚への承継が多いのは想像の通りです。また95%以上の社長さん
は事業を自分の代で終わらせるのではなく、引き継いでもらいたいと願って
います。

 そこで、ここ数年で私のところに寄せられたご質問の答えを紹介させていた
だき、少しでも参考になればと考え、このメールマガジンを立ち上げました。

 でもひとつだけ事前にお断りしなければならないことがあります。

 それは経営が順調な会社(黒字経営・資産超過)の参考にはなりません。

 そのような企業は、多くの専門書がありますし、ネット上にも情報がふんだ
んにあり、また弁護士・税理士・会計士の方なども相談に乗ってくれますか
ら、そちらを参考にするべきです。

 このメルマガは赤字・債務超過の企業の事業承継について限定してお答えし
ています。

┏┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗■ Question1

 父親が社長を務める飲食店5店舗を経営する会社で、専務として10年以上
働いています。好調な店もありますが、赤字の店もあり年間通して決算は2
年間赤字です。

私としては赤字店は撤退して、黒字店に力を集中すべきと父親に主張してい
ますが、赤字店が父親の思い入れが強い創業第1号店なので、いつも最後は
喧嘩になってしまいます。ここにきて父が体調を崩し、事業の承継が課題だ
と認識しています。父親をどうやって説得すべきでしょうか?

┏┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗■ Answer1

簡単な方法はありませんね。思い入れや愛着といった極めて人間臭いことが
課題ですから、法律や手続きでは解決できることではありません。

ひとつは父上が素直に話を聞く人はいませんか?まずは母上、叔父上、旧友
などなど、そういった人に相談できればうまく諭してくれるかもしれません。
しかし赤字店の話を部外者にするのも難しいかもしれません。

ベストではありませんが、最善策は数字で話し合うことです。多くの社長さ
んは経理や財務が苦手です。まず、店舗ごとの損益計算表を作成し、赤字店
がどれだけ会社全体の経営を圧迫しているか、このまま継続すると3か月、
6か月、1年でどう資金状況が動くか(資金が枯渇していくか)冷静に説明
するべきです。その結果がどうなるのか?怖くとも現実に向き合うことが必
要です。結論をすぐ出そうとせず、1週間ぐらい考えてもらうことが必要で
す。すぐに結論を出そうとすると、また感情的になってしまうかもしれませ
ん。

現実から目をそらさずに、少し時間をかけて数字で考えてもらうと、今まで
違う方向に動きだすことが多くあります。その時間の中で父上ご自身が、ど
なたかに相談することも考えられます。


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