前略、震災後早くも5ヶ月が経過しようとしておりますが、政治的な混迷も長引き、被災された方々の環境は未だに先が見通せない状況にあります。
そうした中で、当社代表である川原に対しまして、現地で継続的にボランティア活動を行っている方から、宮城県女川町におけるある事業復興の取り組みについて、調査並びにアドバイスの依頼があり、8月18〜20日の日程で現地に赴くことに致しました。未曾有な災害の生の実態に触れ、再生への道筋を探求することは貴重な事業再生モデルともなり、是非、皆様にもその実情と課題等について報告させて頂きたいと考えております。
また、最近の情報では、サービサーに譲渡された債権について、極めて強引な回収が行われている実態が浮かび上がっております。場合によっては見えはじめた事業再生の道も閉ざされてしまう結果ともなり得ます。事前の対応策をきちんと講じ、且つ、そのメリットを確保することの重要を申し上げてまいりましたが、改めてサービサーへの対処方について説明させていただく予定です。
草々
記