前略、
現在『金融円滑化法』を利用して多くの中小企業が、返済条件の変更<リスケジュール>を行っております。来年3月の同法終了に伴う、問題点とその対処法について、前回・前々回のセミナーでお話しましたが、リスケジュールの理由が多くの企業に於いて<販売不振>にあるという実態が浮き彫りになっております。そのような背景から、事業再生の本質を考え直し、困窮している企業がその窮地を具体的にどう脱出して事業を継続すべきか、過去の事例をご紹介し、泥臭くとも経営者を含め働く人達の生活を守る『事業再生』の実務をお話したいと考えています。
また、貿易立国日本の大きなテーマ『TPP』について、私達中小企業にとってはたして
イエスなのかノーなのか、識者の意見をご紹介して参ります。
記